段銭・反銭(読み)たんせん

精選版 日本国語大辞典 「段銭・反銭」の意味・読み・例文・類語

たん‐せん【段銭・反銭】

〘名〙 (「だんせん」とも) 中世租税一つ即位・内裏修理・社寺造営などの費用にあてるため、幕府朝廷領主守護などが臨時特定諸国田地に対して段別に金銭を徴収すること。また、その金銭。
上杉家文書‐応永九年(1402)四月三日・将軍家足利義満御判御教書「段銭以下諸公事并守護役等、向後所免除之状如件」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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