殿様蛙(読み)トノサマガエル

デジタル大辞泉 「殿様蛙」の意味・読み・例文・類語

とのさま‐がえる〔‐がへる〕【殿様×蛙】

アカガエル科カエル。体長5~9センチ。背面緑色ないし褐色で黒色斑紋があり、背の中央を黄色の線が走る。腹面は白または淡黄色。5~8月水田や池に寒天質の大きな卵塊を産む。金線蛙きんせんがえる
[類語]かわず御玉杓子青蛙河鹿河鹿蛙雨蛙赤蛙牛蛙食用蛙蟇蛙ひきがえるひきがまがえる

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精選版 日本国語大辞典 「殿様蛙」の意味・読み・例文・類語

とのさま‐がえる‥がへる【殿様蛙】

  1. 〘 名詞 〙 アカガエル科の蛙。体長五~九センチメートルの中形種。普通、背面は緑色ないし褐色で黒色斑紋があり、腹面は白または淡黄色。背面両側にある隆起に沿って黄褐色の縦のすじがあり、一般に背の中央に黄色の線が走る。五~八月に水辺に寒天質の大きな卵塊を産む。日本では最も普通の蛙で、北海道・佐渡隠岐などをのぞく各地の水田・湿地に分布し、昆虫・クモなどの小動物を捕食する。あおがえる。金線蛙。《 季語・春 》 〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「殿様蛙」の解説

殿様蛙 (トノサマガエル)

学名Rana nigromaculata
動物。アカガエル科のカエル

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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