毒グモによる中毒(読み)どくぐもによるちゅうどく

家庭医学館 「毒グモによる中毒」の解説

どくぐもによるちゅうどく【毒グモによる中毒】

 1995年に近畿地方(きんきちほう)で、日本にはいないはずの毒グモ、セアカゴケグモが発見され、大騒ぎとなりました。これは、海外からの貨物に紛れ込んできたものとみられ、人に被害はありませんでした。
 日本では、クモ刺咬症(しこうしょう)のほとんどは、カバチコマチグモによるもので、激痛、かゆみ、発赤(ほっせき)、リンパ節炎、悪心(おしん)、頭痛、食欲不振などがおこります。痛みは、2~4日でなくなります。
 セアカゴケグモの毒は、ラトロトキシンという神経毒で、筋肉の緊張、震え、まひ、発汗、腹痛などがおこり、2~4日で治ります。まれに、横隔膜(おうかくまく)まひによる呼吸停止がおこります。
 クモは、人間を攻撃することはほとんどありません。ただし、クモに直接、触れないようにしましょう。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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