比上肢長(読み)ひじょうしちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「比上肢長」の意味・わかりやすい解説

比上肢長
ひじょうしちょう

身体計測示数の一つで,身長に対する上肢の長さを百分率で表わしたもの。人類の場合 44.9未満を短上肢,45.0~46.9を中上肢,47.0以上を長上肢という。人類では比下肢長に比べ,はるかに小さいが,樹上生活に適応した類人猿の比上肢長は著しく大きい。人種的には,黒人の比上肢長が大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android