比丘六物(読み)ビクロクモツ

デジタル大辞泉 「比丘六物」の意味・読み・例文・類語

びく‐ろくもつ【丘六物】

六物ろくもつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比丘六物」の意味・読み・例文・類語

びく‐ろくもつ【比丘六物】

〘名〙 仏語。僧が必ず所持していなければならないとされた六つ私有物僧伽梨(そうぎゃり)(=大衣)・鬱多羅僧(うったらそう)(=上衣)・安陀衣(あんだえ)(=内衣)の三衣(さんえ)と、鉢・尼師壇(にしだん)(=坐具)・飲み水をこすための漉水嚢(ろくすいのう)の六つ。後の二つを略して、三衣一鉢(さんえいっぱつ)ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android