毘沙門天（読み）ビシャモンテン

七福神の一柱として

• 新年を迎えるにあたり、毘沙門天を含む七福神めぐりを行い、商売繁盛を祈った。
• 毘沙門天は七福神の一柱であり、五穀豊穣や長命長寿の象徴とされています。
• 年末には毘沙門天を祀った七福神の御朱印を集めるのが日本の風習です。
• 神社で見つけた毘沙門天のお守りは、金運アップのパワーがあると言われています。

四天王の一尊として

• 仏教の四天王の一つ、毘沙門天は北方を見守り、一切の悪を排除します。
• 毘沙門天は四天王の中でも武神とされ、金剛杵を手に悪を退ける姿が描かれています。
• 寺院の四天王像の中で、毘沙門天は特に厳つい表情で描かれ、力強さを感じます。
• 毘沙門天の像は北方を向いて設置され、四天王の中では特に財宝を守る役割があるとされています。

神仏習合の文脈において

• 日本では、毘沙門天は神仏習合の象徴として多くの寺院や神社で祀られています。
• 一部の神社では、毘沙門天を大黒天と同一視し、商売繁盛や財運の神として信仰しています。
• 神仏習合の影響下で、毘沙門天は日本独自の信仰を生み出し、広く民間に根付いています。
• 古代の日本では、毘沙門天は道祖神や産土神と結びつけられ、豊作や繁栄を祈願する神とされました。

比喩的に使用: 知識や知恵が豊富で、全方位に広く見護るような人

• その彼は会社の毘沙門天と呼ばれ、彼の知識と洞察力には誰もが頼っている。
• 彼女は家族を見守る毘沙門天のような存在で、いつも我々を支えてくれます。
• 長年、この地域の安全を見守り続けている警察官は、地元住民から毘沙門天と呼ばれている。
• 彼の全方位に広がる知識とネットワークは、まさに毘沙門天の如くと評されます。