毛見(読み)けみ

百科事典マイペディア 「毛見」の意味・わかりやすい解説

毛見【けみ】

検見(けみ)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の毛見の言及

【検見】より

…田方立毛(稲などの作物)を見分けたうえ坪刈りをし,稲の豊凶に従い租税を決定すること。《地方(じかた)凡例録》には〈立毛の善悪を見分するばかりは検見でなく毛見という〉とあるが,実際上の用語では両者は同一のものと解せられる。検見の語は1298年(永仁6)《東大寺文書》播磨国大部荘百姓申状,1323年(元亨3)《金沢文庫古文書》下総国東庄上代郷黒部村検見帳に見えるが,1586年(天正14)1月の羽柴(豊臣)秀吉の条目に,給人が在所へ越し百姓と相対で検見を遂げ,有米三分一を百姓に遣わし,三分二は未進なく給人取るべきこととある。…

※「毛見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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