毛詩抄(読み)もうししょう

精選版 日本国語大辞典 「毛詩抄」の意味・読み・例文・類語

もうししょう モウシセウ【毛詩抄】

毛詩詩経)」の注釈書。二〇巻。清原宣賢(のぶかた)訳釈。宣賢自ら草した「聴塵」と宣賢の講義林宗二が聞き書きしたものとの二種が存する。「聴塵」は天文四年(一五三五)までに成立。聞き書きは天文八年(一五三九書写古活字本元和寛永一六一五‐四四)頃刊。当時の口語を知る貴重な資料となっている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android