気が違う(読み)きがちがう

精選版 日本国語大辞典 「気が違う」の意味・読み・例文・類語

き【気】 が 違(ちが)

精神状態が正常でなくなる。
※虎明本狂言・右近左近(室町末‐近世初)「さてさてそなたは、そのごとくにきのちがふなりで、くじにあげふといふか」
② とんでもないことをいう意の、江戸流行語
洒落本傾城買四十八手(1790)やすひ手「『あんまりさましなんすな。おめへにほれてゐんすとさ』『気(キ)がちがったそうだ。何ほれて居るもんだ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android