気を使う(読み)きをつかう

精選版 日本国語大辞典 「気を使う」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 使(つか)

  1. き(気)を配る
    1. [初出の実例]「あとな車がきをつかうて路のわるいをそこをばをさいでよい路え推すことぞ」(出典:玉塵抄(1563)三六)
    2. 「気を使って一飯の恩は酬いぬがちでも、睚眥(がいさい)の怨は必ず報ずるといふ蚰蜒魂(げじげじたましひ)で」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android