気を懲らす(読み)きをこらす

精選版 日本国語大辞典 「気を懲らす」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 懲(こ)らす

  1. ひどい目にあって二度としまいという気になる。こりごりする。
    1. [初出の実例]「是を見て此御奉公にも気(キ)を懲(コラ)し、御暇申請けて」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)
  2. 苦心する。気苦労をする。心を痛める。
    1. [初出の実例]「それ気をこらし相わづらい、とく申上べき御事延引申上候」(出典:浮世草子・本朝桜陰比事(1689)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android