気慰(読み)きなぐさみ

精選版 日本国語大辞典 「気慰」の意味・読み・例文・類語

き‐なぐさみ【気慰】

〘名〙 心がなぐさむこと。気ばらし。また、気ばらしになる物事。〔文明本節用集(室町中)〕
※桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一一「ただ自分が好きで気なぐさみにやってゐられた」

き‐なぐさめ【気慰】

〘名〙 気持をなぐさめること。また、そのための物事。
浄瑠璃嫗山姥(1712頃)二「何をいふもお気慰めひらに頼むとしゐられ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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