気散じ(読み)キサンジ

デジタル大辞泉 「気散じ」の意味・読み・例文・類語

き‐さんじ【気散じ】

[名・形動]
心の憂さをまぎらすこと。また、そのさま。気ばらし。
近郊の遊覧地へ―な一日を暮しに行った」〈芥川・秋〉
気苦労のないこと。また、そのさま。気楽。のんき。
「―な暢気のんき極まる世間では」〈魯庵破垣
[類語]憂さ晴らし気晴らし気慰み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android