気田(読み)けた

日本大百科全書(ニッポニカ) 「気田」の意味・わかりやすい解説

気田
けた

静岡県浜松市天竜区春野町地域の西部、気田川中流域の地区。旧気田村。林業中心とする。日本最初の木材パルプを製造した旧王子製紙気田工場の製品倉庫(県指定文化財)がある。国道362号が通じる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の気田の言及

【春野[町]】より

…赤石山脈南端に位置する。町全体が山地で占められ,天竜川支流の気田(けた)川をはじめ,杉川,熊切川,不動川などに沿って集落が点在する。杉,ヒノキの良材を産し,気田は,1890年に日本最初のパルプ工場である王子製紙の気田工場が建設された地である。…

※「気田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android