気転が利く(読み)きてんがきく

精選版 日本国語大辞典 「気転が利く」の意味・読み・例文・類語

きてん【気転】 が 利(き)

  1. 物事に応じてすぐに心が働く。物事に応じてとっさにその場にふさわしい行動をする。気がきく。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「エエ、あの女中は王子の生れかえ。それにしては、機転(キテン)が利(キ)いて」(出典歌舞伎梅柳若葉加賀染(1819)五立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android