気遅・気後(読み)きおくれ

精選版 日本国語大辞典 「気遅・気後」の意味・読み・例文・類語

き‐おくれ【気遅・気後】

〘名〙 (動詞「きおくる(気遅)」の連用形名詞化) 何かしようとする時に、気がかりな事があったり、おじ気づいて心がひるむこと。気おじ。〔文明本節用集(室町中)〕
浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)十番斬「小わっぱ風情に留(と)められしは、母が勘当気にかかり気をくれしたる故ぞかし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android