水っぽい(読み)ミズッポイ

デジタル大辞泉 「水っぽい」の意味・読み・例文・類語

みずっ‐ぽ・い〔みづつ‐〕【水っぽい】

[形]水けを含んでいる。水分が多くて味が薄い。「―・いカレー
[派生]みずっぽさ[名]
[類語]水臭い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水っぽい」の意味・読み・例文・類語

みずっ‐ぽ・いみづっ‥【水ぽい】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「ぽい」は接尾語 )
  2. 水けが多い。水分が多くて味が薄い。
    1. [初出の実例]「ひしぎめしは水ッぽく力なし」(出典:洒落本・残座訓(1784))
  3. 光や色が薄く感じられるさまである。
    1. [初出の実例]「秋が深くなって、縁の日射しの色が水っぽく褪めかけてきた」(出典:木乃伊の口紅(1913)〈田村俊子〉一二)
  4. 打ちとけずよそよそしい。水くさい。
    1. [初出の実例]「なにも彼も打明けて呉れねえぢゃあ、どうも水(ミヅ)っぽくって仕事がしにくいんだが」(出典半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂帯取の池)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む