水吐・水掃(読み)みずはき

精選版 日本国語大辞典 「水吐・水掃」の意味・読み・例文・類語

みず‐はき みづ‥【水吐・水掃】

〘名〙
① たまった水を流してやること。また、その所。
細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉中「構内の水掃きを手伝ってゐたのは」
歌舞伎・廓曠着紅葉裲襠(子持高尾)(1873)中幕「篠つく雨の大降りに水はき悪き此辺は、忽ち水を押し上げて」
③ (水吐) 魚の頭の鰓蓋(えらぶた)部分をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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