水大葉子(読み)ミズオオバコ

デジタル大辞泉 「水大葉子」の意味・読み・例文・類語

みず‐おおばこ〔みづおほばこ〕【水大葉子】

トチカガミ科一年草。川・水田などの水中に生える。葉はオオバコに似て、紫褐色。8~10月花茎水面に伸ばし、淡紅色を帯びた白色の3弁花を開く。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「水大葉子」の意味・読み・例文・類語

みず‐おおばこみづおほばこ【水大葉子】

  1. 〘 名詞 〙 トチカガミ科の一年生水草。本州四国、九州の水田や池などに生える。高さ一五~三〇センチメートル。葉は広卵形または卵状心形で長柄をもち根ぎわから群がって生える。八~一〇月、五~三〇センチメートルの花茎が水面に出て径三センチメートルぐらいの白色の三弁花が一個咲く。花にはがく片・花弁雄ずいがそれぞれ三つずつあり、下部に翼をもつ筒状の苞がある。みずあさがお。かわほおずき。たおおばこ。みずほこり。《 季語・夏 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「水大葉子」の解説

水大葉子 (ミズオオバコ)

学名Ottelia alismoides
植物。トチカガミ科の沈水性一年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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