水子・稚子・若子(読み)みずこ

精選版 日本国語大辞典 「水子・稚子・若子」の意味・読み・例文・類語

みず‐こ みづ‥【水子・稚子・若子】

〘名〙 (「みずご」とも)
① 生まれてから、日のたっていない子。あかご。
※文明本節用集(室町中)「若子 ミヅゴ」
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一「女房柳歌君、水子を肌に抱きながら、后の御手を引立」
胎児。特に、流産したり堕胎した胎児。
説経節・説経苅萱(1631)上「をんなのやくとて、をっとのふせうをうけとって、たいないに七月はんにまかりなる、みづこをうけとり申たよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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