水島安彦(読み)みずしま やすひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水島安彦」の解説

水島安彦 みずしま-やすひこ

竹山道雄の小説「ビルマ竪琴(たてごと)」の主人公
ビルマ戦線で敗走する日本軍の上等兵。合唱の得意な井上部隊に属し,竪琴の名手である。イギリス軍の捕虜となり,降伏しない他の日本部隊の説得にでかけて負傷戦死者の霊をとむらうために僧となってビルマにとどまる決意をする。小説は昭和22-23年「赤とんぼ」に連載。安井昌二,中井貴一の主演で2度映画化。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android