水掛合(読み)みずかけあい

精選版 日本国語大辞典 「水掛合」の意味・読み・例文・類語

みず‐かけあいみづかけあひ【水掛合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 水をかけあうこと。特に、夏、水辺子どもなどが互いに水をかけあう遊び。水合戦。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「後にはすきくわをすて、水かけやいをして、後にはすまふになる」(出典:虎明本狂言・水掛聟(室町末‐近世初))
  3. みずかけろん(水掛論)
    1. [初出の実例]「とかく爰にて、水かけあひに申たり共、すむまい」(出典:咄本・八行整版本昨日は今日の物語(1614‐34頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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