水破(読み)スイハ

デジタル大辞泉 「水破」の意味・読み・例文・類語

すい‐は【水破】

黒鷲くろわしの羽ではいだ鏑矢かぶらや
「―兵破ひゃうはの矢をもって、それがしに射付けしからは源氏残党」〈浄・布引滝

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精選版 日本国語大辞典 「水破」の意味・読み・例文・類語

すい‐は【水破・水羽】

  1. 〘 名詞 〙(わし)の黒い羽ではいだ矢。
    1. [初出の実例]「水破(スイハ)兵破と云鏑矢二つ差、雷上動と云弓を持せたり。水破と云矢は黒鷲の羽を以てはぎ」(出典源平盛衰記(14C前)一六)

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