水落露石(読み)みずおち ろせき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水落露石」の解説

水落露石 みずおち-ろせき

1872-1919 明治-大正時代の俳人
明治5年3月11日生まれ。大阪船場の商家をつぐ。正岡子規に師事し,中川四明らと京阪満月会をおこす。俳諧(はいかい)史,とくに与謝蕪村(よさ-ぶそん)の研究で知られた。のち河東碧梧桐(かわひがし-へきごとう)の「海紅」同人。大正8年4月10日死去。48歳。大阪商業卒。本名は義弌。通称は庄兵衛。別号に聴蛙亭。編著に「圭虫句集」「蕪村遺稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android