水野忠職(読み)みずの ただもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水野忠職」の解説

水野忠職 みずの-ただもと

1613-1668 江戸時代前期の大名
慶長18年9月13日生まれ。水野忠清次男。兄忠次の早世家督をつぎ,正保(しょうほ)4年(1647)信濃(しなの)(長野県)松本藩主水野家2代となる。大坂城代をつとめ,藩政では総検地,宗門改めなどをおこなった。寛文8年6月26日死去。56歳。初名忠正

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の水野忠職の言及

【大坂城代】より

…任期は不定で,寛永・正保期の阿部正次(21年),寛文・延宝期の青山宗俊(16年),元禄~正徳期の土岐頼隆(21年)が長期間であるが,1年未満もあり,数年で動く例が多かった。承応~万治期には水野忠職,内藤忠興,松平光重の3名が,3年ついで1年で交代し勤務していたこともあった。役知1万石,四位,屋敷は城内二の丸千貫櫓北,下屋敷は城外西の現法円坂町にあった。…

※「水野忠職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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