水間峠(読み)みまとうげ

日本歴史地名大系 「水間峠」の解説

水間峠
みまとうげ

水間町と沓掛くつかけ町の間にあり、標高約六一メートル。安政六年(一八五九)二月二九日伴林光平の「月瀬紀行」に次のようにある。

<資料は省略されています>

「春日社記録」中臣祐定記の嘉禎二年(一二三六)一〇月九日条によると、奈良を中心として東西南北に御供運上の路があった。水間周辺は東路に属し「簀河路 誓多林路 田原路 福住路」の四路をあげている。誓多林せたりん路は春日山・石切いしきり峠・誓多林経由須山すやま沓掛・水間峠・水間に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報