氷に座す(読み)コオリニザス

デジタル大辞泉 「氷に座す」の意味・読み・例文・類語

こおり・す

水の上にはった氷の上に座ると、体温で氷が溶けて下に落ちる。きわめて危険な状態にいることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「氷に座す」の意味・読み・例文・類語

こおり【氷】 に 座(ざ)

(氷の上にすわると、溶けて水の中に落ち入りやすいとの意から) はなはだしく危険な状態、また、その地位があやういことのたとえ。
浄瑠璃大職冠(1711頃)一「帝震襟を悩まされ御力には鎌足一人、氷に座せる如くなる御位こそ危けれ」

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