氷地殻(読み)コオリチカク

デジタル大辞泉 「氷地殻」の意味・読み・例文・類語

こおり‐ちかく〔こほり‐〕【氷地殻】

氷で覆われた惑星衛星の表層部。木星天王星海王星の衛星や冥王星などの太陽系外縁天体表面に存在し、水、アンモニアメタンなどが混合した固体からなる。氷と液体混合物を吹き出す氷火山をもつ天体や、重力測定などで、氷地殻の下に液体の海が存在すると考えられる天体もある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android