氷室京介(読み)ひむろきょうすけ

知恵蔵mini 「氷室京介」の解説

氷室京介

ロックボーカリストミュージシャン。1960年10月7日、群馬県高崎市生まれ。79年、高校時代にヤマハ主催の「EAST WEST '79」決勝大会において入賞。音楽事務所「ビーイング」と契約したが、ほどなくバンドは解散した。翌年、寺西修一の名でロックバンド「スピニッヂ・パワー」のボーカリストとなるが、半年ほどで脱退。82年、氷室狂介の名でロックバンド「BOØWY」のボーカリストとなり、アルバム「MORAL」をリリース。BOØWYは、81年の結成から88年の解散に至るまで絶大な人気を集め、5thアルバム「BEAT EMOTION」と6thアルバム「PSYCHOPATH」はミリオンセラーを記録した(84年、氷室京介に改名)。88年、シングル「ANGEL」でソロデビュー。94年、拠点をロサンゼルスに移し、翌年、個人レーベル「BeatNix」を設立。日本でのメディア露出は極端に減ったが、旺盛な創作活動と変わらぬカリスマ性で動向が注目され続けている。

(2013-3-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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