永井久一郎(読み)ながい きゅういちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井久一郎」の解説

永井久一郎 ながい-きゅういちろう

1852-1913 明治時代の官僚,実業家,漢詩人。
嘉永(かえい)5年8月2日生まれ。永井荷風(かふう)の父。アメリカ留学後,文部省にはいり東京図書館長,会計課長をつとめる。のち日本郵船の上海・横浜支店長を歴任大沼枕山(ちんざん)らに漢詩をまなんだ。大正2年1月2日死去。62歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。名は匡温。号は禾原(かげん)。著作に「西遊詩」「雪炎百日吟稿」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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