永島慎二(読み)ナガシマシンジ

デジタル大辞泉 「永島慎二」の意味・読み・例文・類語

ながしま‐しんじ【永島慎二】

[1937~2005]漫画家東京の生まれ。本名真一。赤裸々な青春像を巧みなタッチで描いた作品で、若者中心に大きな支持を得た。代表作漫画家残酷物語」「フーテン」「若者たち」など。テレビドラマ人気を集めた「柔道一直線」も途中まで執筆している。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永島慎二」の解説

永島慎二 ながしま-しんじ

1937-2005 昭和後期-平成時代の漫画家。
昭和12年7月8日生まれ。中学校を中退して職を転々とし,昭和27年「さんしょのピリちゃん」でデビュー。31年「愛犬タロ」で注目され,「漫画家残酷物語」や「フーテン」など,自分の人生をさらけだした作品で若者の支持をえた。他の代表作に「若者たち」「花いちもんめ」。平成17年6月10日死去。67歳。東京出身。本名は真一。エッセイ集に「永島慎二共和国」。

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