汁谷村(読み)しつたにむら

日本歴史地名大系 「汁谷村」の解説

汁谷村
しつたにむら

[現在地名]穴水町汁谷しるたに

小又おまた川支流の水源地である山間にあり、北は通称四村よむら、東は河内かわち村、西は切留きりどめ(現富来町)正保郷帳では高一八石余、田方一町余・畑方二反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高二二石、免四ツ三歩、小物成は山役三九匁・炭竈一枚役二五匁(三箇国高物成帳)。享保二〇年(一七三五)の百姓家数三・頭振家数一(「村々様子書上控」大西文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android