汝霖良佐(読み)じょりん りょうさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「汝霖良佐」の解説

汝霖良佐 じょりん-りょうさ

?-? 南北朝時代の僧。
臨済(りんざい)宗。応安元=正平(しょうへい)23年(1368)絶海中津(ちゅうしん)らと明(みん)(中国)にわたり,蘇州の承天寺でまなぶ。帰国後,春屋妙葩(しゅんおく-みょうは)の法をついで法名を妙佐とあらため,播磨(はりま)(兵庫県)の法雲寺をひらき,のち山城(京都府)宝幢(ほうどう)寺の住持をつとめた。遠江(とおとうみ)(静岡県)出身。著作に「高園稿」「帰隠稿」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android