江山 正美(読み)エヤマ マサミ

20世紀日本人名事典 「江山 正美」の解説

江山 正美
エヤマ マサミ

昭和期の造園学者 東京農業大学名誉教授。



生年
明治39(1906)年11月24日

没年
昭和53(1978)年6月20日

出生地
山口県

学歴〔年〕
東京帝大農学部林学科〔昭和7年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和36年〕

経歴
石川県松任農学校教諭となり、昭和15年厚生省体力局施設課に転じた。戦後21年戦災復興院計画課、22年厚生省国立公園部計画課を経て29年栃木県観光課長。34年東京農業大学教授となり、造園学科長などを務めた。52年退官、同大名誉教授となった。42年から2年間、日本造園学会会長を務め、後同学会名誉会員。造園学、景観論権威で「自然景観に関する研究」「庭園及公園の構成に関する研究」などの研究業績を残し著書に「樹木私達」「庭の文化史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江山 正美」の解説

江山正美 えやま-まさみ

1906-1978 昭和時代の造園学者。
明治39年11月24日生まれ。昭和15年厚生省にはいり,戦災復興院計画課,国立公園部計画課などにつとめる。34年東京農大教授。日本造園学会会長。景観論の研究で知られる。昭和53年6月20日死去。71歳。山口県出身。東京帝大卒。著作に「樹木と私達」「庭の文化史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例