江戸煩(読み)えどわずらい

精選版 日本国語大辞典 「江戸煩」の意味・読み・例文・類語

えど‐わずらい‥わづらひ【江戸煩】

  1. 〘 名詞 〙 脚気(かっけ)の俗称。江戸で流行し、箱根山を越えると自然に治るといわれた。
    1. [初出の実例]「今時仕官の人、或商人も東武に至りて鬱気し、足膝痿輭にして、〈略〉、飲食不進者を、俗に江戸煩と云」(出典:牛山活套(1699)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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