江戸腹(読み)えどばら

精選版 日本国語大辞典 「江戸腹」の意味・読み・例文・類語

えど‐ばら【江戸腹】

〘名〙
江戸の人の食べ具合田舎者に比べて小食なのをいう。
※洒落本・一事千金(1778)一「おらァ国から来たとふざは、おっつけたを七八はい、此頃は、江戸ばらになって、すっきりくゑない」
人形浄瑠璃人形の型の一つ。もろはだぬぎになっている者が、腕の働きを自由にするために、脱ぎかけた衣服両脇の所で整えるさまを演じるのに、左脇を整える時には左手を握って突き上げ、右脇を整える時には右手を握って突き上げ、動作を一段と豪快に見せる技法

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android