池内紀(読み)イケウチオサム

デジタル大辞泉 「池内紀」の意味・読み・例文・類語

いけうち‐おさむ〔‐をさむ〕【池内紀】

[1940~2019]ドイツ文学者。兵庫の生まれ。19世紀末のドイツやオーストリアの文化研究中心活躍カフカゲーテなどの研究・翻訳にも業績を残した。後年は幅広い文筆活動を行い、「恩地孝四郎 一つ伝記」で読売文学賞受賞

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池内紀」の解説

池内紀 いけうち-おさむ

1940- 昭和後期-平成時代のドイツ文学者。
昭和15年11月25日生まれ。平成3年から8年まで東大教授。ドイツ,オーストリアの世紀末文化の研究や翻訳のほか,大衆芸能や温泉などにおよぶ幅ひろい文筆活動をおこなっている。著作に「諷刺の文学」(昭和54年亀井勝一郎賞),「ウィーンの世紀末」,「海山のあいだ」(平成6年講談社エッセイ賞),「ゲーテさんこんばんは」(14年桑原武夫学芸賞)など。25年「恩地孝四郎一つの伝記」で読売文学賞(評論・伝記賞)。兵庫県出身。東京外大卒。

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367日誕生日大事典 「池内紀」の解説

池内 紀 (いけうち おさむ)

生年月日:1940年11月25日
昭和時代;平成時代の文芸評論家

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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