池口寺(読み)ちこうじ

日本歴史地名大系 「池口寺」の解説

池口寺
ちこうじ

[現在地名]大桑村大字殿 下落

池口寺は、長野ながの村から池口寺渡(現大桑おおくわ橋)を渡った下落しもおち集落にある。この辺り一帯は池口寺平ちこうじだいらとよぶ平坦な河岸段丘水田がよく開けている。

池口寺については延享元年(一七四四)の木曾中寺院改帳(木曾教育会蔵)に「禅宗。須原定勝寺末、瑠璃山池口寺、住持滅首座」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android