池心(読み)チシン

デジタル大辞泉 「池心」の意味・読み・例文・類語

ち‐しん【池心】

池の中心部。池のまんなか。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「池心」の意味・読み・例文・類語

ち‐しん【池心】

  1. 〘 名詞 〙 池の中心。池のまんなか。
    1. [初出の実例]「苔石面に生ひて軽衣短し 荷(はちす)池心より出でて小蓋疎かなり〈物部安興〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔皎然‐兵後経永安法空寺寄悟禅師詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「池心」の読み・字形・画数・意味

【池心】ちしん

池の中心。前蜀・李〔酒泉子、四〕詞 秋嬋娟(せんけん)たり 皎なる碧沙の外 を照らし竹を(うが)ち、冷沈沈として 池心に印す

字通「池」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android