池穴村(読み)いけあなむら

日本歴史地名大系 「池穴村」の解説

池穴村
いけあなむら

[現在地名]十津川村大字池穴

十津川曲流地、はら村上流に立地十津川郷のうち。天正一五年(一五八七)一〇月一〇日の和州吉野郡御検地帳とつ河内いけあな村(風屋区有文書)には「いやしき」一三筆、字「かいむかい」「道の上」に水田三筆、畑などがみえる。畑には蕎麦・芋を生産する。二七・四八石、うち二一・八石が雑穀生産である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android