池蝶貝(読み)イケチョウガイ

デジタル大辞泉 「池蝶貝」の意味・読み・例文・類語

いけ‐ちょうがい〔‐テフがひ〕【池×蝶貝】

イシガイ科の二枚貝琵琶湖特産貝殻菱形。殻長約20センチ。殻表は黒褐色内面真珠色。産卵期は5~7月ごろ。淡水真珠養殖の母貝とし、殻は貝細工材料

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精選版 日本国語大辞典 「池蝶貝」の意味・読み・例文・類語

いけ‐ちょうがい ‥テフがひ【池蝶貝】

〘名〙 イシガイ科の淡水二枚貝。琵琶湖の特産種で、水深二メートルまでの砂泥底にすみ、霞ケ浦にも移殖されている。殻長約二〇センチメートルに達する菱形で、ふくらみは少なく、殻は厚い。幼貝は黄緑色で、次第に黒色になり、内面は真珠光沢のある青白色。淡水真珠の養殖母貝に用い、貝細工の材料ともする。えかきがい。おんがい。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「池蝶貝」の解説

池蝶貝 (イケチョウガイ)

学名Hyriopsis schlegelii
動物。イシガイ科の二枚貝

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