池野口村(読み)いけのくちむら

日本歴史地名大系 「池野口村」の解説

池野口村
いけのくちむら

[現在地名]古座川高池たかいけ

高川原たかがわら村の北西に位置し、古座川に池野山いけのやま川が合流する下流東岸が中心地。慶長検地高目録に「池ノ口村」とみえ、村高七七石余、小物成八升三合。「続風土記」は「池口村」とし、池野山村から分れた村で、家数六七、人数二八八と記す。古座組に属し、慶安三年(一六五〇)の古座組在々郷組之覚(古座町教育委員会保管)に、浦組制度による当村の動員体制として家数二九、人数四七、舟五(川舟)、馬一などを記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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