汲茶・酌茶(読み)くみちゃ

精選版 日本国語大辞典 「汲茶・酌茶」の意味・読み・例文・類語

くみ‐ちゃ【汲茶・酌茶】

〘名〙
① 茶を汲むこと。または、汲んだ茶。
浄瑠璃・孕常盤(1710頃)二「焼餠茶屋の妹背(いもせ)迄、色をくみ茶のめおとあひ」
② 江戸新吉原の遊女格付の一つ大夫格子散茶につぐもの。埋茶女郎(うめちゃじょろう)
浮世草子・元祿大平記(1702)五「うめ茶 あるひはくみ茶ともいふ 二百八十人」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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