汶山(読み)もんざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「汶山」の意味・わかりやすい解説

汶山
もんざん / ムンサン

韓国(大韓民国)、京畿道(けいきどう)の北西部に位置する邑(ゆう)(町)。坡州(はしゅう)市に属する。面積40.8平方キロメートル、人口2万4717(2000)。1973年、邑に昇格。中央部は低い丘陵地、北部南部は汶山川および臨津江(りんしんこう)下流肥沃(ひよく)な平野地である。米以外に野菜、リンゴなどの園芸作物が盛んである。坡州市の商工業の中心地として食品加工業、繊維工業が発達している。交通の要地であり、臨津閣、伴鴎亭(ばんおうてい)などは観光地になっている。

[張 保 雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android