決着(読み)ケッチャク

デジタル大辞泉 「決着」の意味・読み・例文・類語

けっ‐ちゃく【決着/結着】

[名](スル)物事のきまりがついて終わりになること。「―をつける」「―を見る」「交渉が―する」
[類語]解決落着落ち着く決まる済む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「決着」の意味・読み・例文・類語

けっ‐ちゃく【決着】

(古くは「けつぢゃく」)
① (━する) きまりがつくこと。物事がきまること。また、物事をきめること。落着。結着
日葡辞書(1603‐04)「クジヲ qetgiacu(ケツヂャク) スル」
※野の花(1901)〈田山花袋〉四「破れるとも遂げるとも、〈略〉この決着をみなければならない」
② (形動) 最後のさま。ぎりぎり。
※歌舞伎・音駒山守達源氏(大仏供養)(1873)序幕「お得意先の事でござりますゆゑ、実に決着(ケッチャク)な直段でござりまするから」

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デジタル大辞泉プラス 「決着」の解説

決着

英国の作家ディック・フランシスのミステリー(1993)。原題《Decider》。競馬界を舞台にしたシリーズの第32作。

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