沈冥(読み)ちんめい

精選版 日本国語大辞典 「沈冥」の意味・読み・例文・類語

ちん‐めい【沈冥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 静かで奥深いこと。人目につかないでひっそりとしていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「嬾拙無堪世事労、沈冥高臥興滔々」(出典:蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻)
    2. 「第二の秘宮は常に沈冥にして無言」(出典:各人心宮内の秘宮(1892)〈北村透谷〉)
    3. [その他の文献]〔謝霊運‐登石門最高頂詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「沈冥」の読み・字形・画数・意味

【沈冥】ちんめい

ひっそり。

字通「沈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android