沖つ国(読み)オキツクニ

デジタル大辞泉 「沖つ国」の意味・読み・例文・類語

おき‐つ‐くに【沖つ国】

沖のかなたの遠い国。黄泉よみの国をさすかともいう。
「―うしはく君が塗り屋形丹塗りの屋形神が門渡る」〈・三八八八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沖つ国」の意味・読み・例文・類語

おきつ【沖つ】 国(くに)

海のかなたにある国。死者の行く黄泉(よみ)の国を暗示しているという。
万葉(8C後)一六・三八八八「奥国(おきつくに)(うしは)く君が柒(ぬり)屋形黄柒(にぬり)の屋形神が門(と)渡る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android