沖つ縄海苔(読み)おきつなわのり

精選版 日本国語大辞典 「沖つ縄海苔」の意味・読み・例文・類語

おきつ【沖つ】 縄海苔(なわのり)

(縄海苔は細長い海藻のこと) 沖に生えている縄海苔。そのようすから「なびく」の、また縄海苔をたぐることから「来る」「繰る」の序詞としても用いられる。
万葉(8C後)一一・二七七九「海原の奥津縄乗(おきつなわのり)うち靡き心もしのに思ほゆるかも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android