沙田神社(読み)いさごだじんじや

日本歴史地名大系 「沙田神社」の解説

沙田神社
いさごだじんじや

[現在地名]松本市島立 三ノ宮

さんみや村の東部奈良井ならい川を前にして松本城に向かって鎮座する。和田の大井堰から分流した芝沢しばさわ川を中心に発達した、和田わだにい村・島立しまだち方面の古代条里的遺構の上にある。

「延喜式」神名帳に「沙田神社」として記載されている。「三代実録」貞観九年(八六七)三月一一日条に、正六位上から従五位下に昇叙されたとみえる梓水神を祭神にあてている。旧郷社で社地は欅の大樹が茂る。信濃三ノ宮の呼称で地域の信仰も厚く、御柱の神事が今に続いている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「沙田神社」の解説

沙田神社

(長野県松本市)
信州の神社百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android