沙界(読み)シャカイ

デジタル大辞泉 「沙界」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐かい【沙界】

仏語ガンジス川の砂の数のように無量無数にある世界

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沙界」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐かい【沙界】

〘名〙 仏語。インド恒河(ガンジス河)にある砂の無量、無数なように、宇宙にちらばっている多くの世界。
三代実録‐貞観元年(859)四月一八日「権実兼済。名言両絶、故能感通之理、紛綸於沙界。報施之途、照彰於塵劫者矣」

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